事業報告
令和5年度 静岡県歯科技工学術大会生涯研修開催
生涯研修自由課程
令和5年7月23日(日)
講師・生田龍平 先生
13時00分〜16時30分
テーマ1.総義歯製作の上手くいくポイントとは
2.歴史からみた排列基準の変遷
総義歯の歴史をたどればギージーのフルバランスドオクルージョンや歯槽頂間線法則は皆さんご存知の通りだと思います。さらにさかのぼるとボンウィルの3点接触咬合理論などフルバランスの原型になる理論もあります。なぜその様な理論が生まれたのかを教えていただいた。令和5年7月23日(日)
講師・生田龍平 先生
13時00分〜16時30分
テーマ1.総義歯製作の上手くいくポイントとは
2.歴史からみた排列基準の変遷
また歯科界もデジタルの時代に突入していると思いますが義歯に関してもしかりです。そうなった時でも何が大切かのキーワードは決して忘れず進めて行く事が重要で、ただキーボードを打てば出来るのではなく今までの基本的な考え方を踏襲しデジタルへの移行もしくは併用が必要かと思います。今回は今まで行って来た考え方を臨床のケースも含めてお話いただいた。
令和4年度 静岡県歯科技工学術大会生涯研修開催
生涯研修基本課程
・令和5年2月12日(日)14:00〜17:00
・講師 畑山賢伸氏
・テーマ オールラウンダーを目指す!とは!!基礎の充実!!!
・令和5年2月12日(日)14:00〜17:00
・講師 畑山賢伸氏
・テーマ オールラウンダーを目指す!とは!!基礎の充実!!!
より良い臨床のためには、チェアサイドとラボサイド双方の技術とコミニュケーションが大切な事は言うまでもないが、実際の現場ではその両立がなかなか難しいものである。これが出来るようになると、臨床が格段に幅広く、深く、面白くなることを、インプラントと義歯の学術的要素を例に具体的に解説して頂いた。
また、チェアサイドとラボサイドの情報共有の手段として画像のやり取りがあげられるが、その画像の正しい撮影方法についても分かり易く解説して頂き、早速明日からの臨床に役立てる事が出来るものと認識している。
また、チェアサイドとラボサイドの情報共有の手段として画像のやり取りがあげられるが、その画像の正しい撮影方法についても分かり易く解説して頂き、早速明日からの臨床に役立てる事が出来るものと認識している。
生涯研修自由課程
・令和4年9月4日(日)13:30〜16:30
・講師 漆畑邦裕氏
・テーマ 「インボイス講習会」
・令和4年9月4日(日)13:30〜16:30
・講師 漆畑邦裕氏
・テーマ 「インボイス講習会」
税理士の方を講師に迎え、令和5年10月より始まる消費税の税額計算をする上での仕入税額控除に関する新たな制度として、適格請求書等保存方式を用いるいわゆるインボイス制度について解説して頂いた。
斯界におけるこの制度の対象は歯科技工所を運営している自営業者ということになるが、全国の歯科技工所の中でも9割に上る1〜2人の小規模歯科技工所で、また、その歯科技工所の売り手である歯科医療機関でも多くが社会保険診療報酬による非課税売り上げが主である。これらを考慮して今後の制度運営にあたらなければならない旨が述べられた。
また、事業所運営に必要な会計や節税についても図表を用いて解説して頂き、これまで曖昧にしていた決算書の見方を変えることが出来、今後の健全な歯科技工所運営の糧とすることが出来た。
斯界におけるこの制度の対象は歯科技工所を運営している自営業者ということになるが、全国の歯科技工所の中でも9割に上る1〜2人の小規模歯科技工所で、また、その歯科技工所の売り手である歯科医療機関でも多くが社会保険診療報酬による非課税売り上げが主である。これらを考慮して今後の制度運営にあたらなければならない旨が述べられた。
また、事業所運営に必要な会計や節税についても図表を用いて解説して頂き、これまで曖昧にしていた決算書の見方を変えることが出来、今後の健全な歯科技工所運営の糧とすることが出来た。
生涯研修自由課程
・令和4年4月24日(日)14:00〜16:00
・講師 鈴木正隆氏
・テーマ 「令和4年4月実施の診療報酬改定内容等について」
・令和4年4月24日(日)14:00〜16:00
・講師 鈴木正隆氏
・テーマ 「令和4年4月実施の診療報酬改定内容等について」
良質な歯科医療の為に安全で品質の高い歯科補綴物を安定的に供給するためには、歯科補綴物等の製作を委託する側の歯科医療機関と受託する歯科技工所の双方が、歯科技工に関する保険点数の仕組み等共通認識の下、適正な歯科技工料金での委託・受託がおこなわれなければならない。
また、歯科技工所の開設者・管理者には、関係法令により届出に関する手続きや、歯科技工所の管理に関する義務が規定されていることから、遵守しなければならない事項や自主検査等歯科技工士にも県民の口腔保健向上のための積極的な取り組みが必要とされている。
今回の研修では、公的医療保険制度の中での製作技術料や材料料の在り方について、また、歯科技工に関連する製作技術点数の改定内容や、貴金属価格の高騰に影響される歯科用貴金属材料価格の随時改定についても解説して頂き、診療報酬点数の仕組み等の知識を共有することができた。
また、本年4月1日より施行されることになった歯科技工におけるリモートワークに関する歯科技工士法施行規則の改正省令について詳細な説明があり、今後厚生労働省から関連する通知が発出され次第追って連絡していく旨周知された。
また、歯科技工所の開設者・管理者には、関係法令により届出に関する手続きや、歯科技工所の管理に関する義務が規定されていることから、遵守しなければならない事項や自主検査等歯科技工士にも県民の口腔保健向上のための積極的な取り組みが必要とされている。
今回の研修では、公的医療保険制度の中での製作技術料や材料料の在り方について、また、歯科技工に関連する製作技術点数の改定内容や、貴金属価格の高騰に影響される歯科用貴金属材料価格の随時改定についても解説して頂き、診療報酬点数の仕組み等の知識を共有することができた。
また、本年4月1日より施行されることになった歯科技工におけるリモートワークに関する歯科技工士法施行規則の改正省令について詳細な説明があり、今後厚生労働省から関連する通知が発出され次第追って連絡していく旨周知された。
生涯研修自由課程
・令和4年4月17日(日)10:00〜16:30
・講師 生田龍平氏
・テーマ 1:装着感、発音、嚥下を考慮したパ ーシャルデンチャーのデザイン
2:スプリント製作の咬合を考える
・令和4年4月17日(日)10:00〜16:30
・講師 生田龍平氏
・テーマ 1:装着感、発音、嚥下を考慮したパ ーシャルデンチャーのデザイン
2:スプリント製作の咬合を考える
高齢者人口の増加により、義歯の使用者数が増加している昨今、デジタル技工への移行や高齢化による熟練歯科技工士のリタイヤ等、義歯を製作する歯科技工士が不足しつつある。
そのような状況の中、改めて義歯製作を見つめ直してもらおうと、義歯を使用する患者の立場から見た義歯製作の要点を解説して頂いた。
その中で、パーシャルデンチャーを設計する上で重要となるのは、維持力は勿論の事、装着感や発音、嚥下も考慮しなければならない。とりわけ、舌の存在をおろそかにすると大きな失敗につながることを、脳血流を測定したデータから学ぶことが出来た。
また、スプリントやナイトガードを製作する場合に必要となる咬合や顎位に関する知識についても、ウェアラブル筋電計を使用したデータを活用しながら解説して頂いた。
今回の研修では、もの作りにデジタル技術を如何に利用すべきか、集積されたデータをもの作りに如何に活用するか等、今後の義歯製作について様々な思いを巡らせるきっかけを与えて頂いた。
そのような状況の中、改めて義歯製作を見つめ直してもらおうと、義歯を使用する患者の立場から見た義歯製作の要点を解説して頂いた。
その中で、パーシャルデンチャーを設計する上で重要となるのは、維持力は勿論の事、装着感や発音、嚥下も考慮しなければならない。とりわけ、舌の存在をおろそかにすると大きな失敗につながることを、脳血流を測定したデータから学ぶことが出来た。
また、スプリントやナイトガードを製作する場合に必要となる咬合や顎位に関する知識についても、ウェアラブル筋電計を使用したデータを活用しながら解説して頂いた。
今回の研修では、もの作りにデジタル技術を如何に利用すべきか、集積されたデータをもの作りに如何に活用するか等、今後の義歯製作について様々な思いを巡らせるきっかけを与えて頂いた。
第10回定時総会開催
(公社)静岡県歯科技工士会では、2022年(令和4年)6月25日(土)に第10回定時総会を開催した。今年度も、新型コロナウィルス感染症感染防止の観点から「書面による議決権の行使」を主体としての開催となった。
開会に先立ち、書面による議決権の行使を行った会員及び当日出席した会員の合計数が全会員数の4分の3であったことが報告され、今総会が成立することを確認。その後、議長が選出され開会の宣言、次いで議事録署名人が指名された。その後、令和3年度中に逝去された本会会員3名のご冥福を祈り黙祷が捧げられた。次いで会長による挨拶が行われ、議題に入った。
日時 令和4年6月25日(土)14:00
場所 JR静岡駅ビル パルシェ7階第1会議室
議題
報告事項@ 令和3年度事業報告
第1号議案
令和3年度収支決算の承認を求める件
令和3年度財務諸表の承認を求める件
令和3度財産目録の承認を求める件
監査報告
第2号議案
定款一部改正の件
報告事項A 令和4年度事業計画・収支予算・資金調達及び設備投資について
その他 事務所移転について
※全議案可決承認されました。
(参 考)
本会定時総会終了後、静岡県歯科技工士連盟定期総会が以下のとおり開催された。
令和4年度静岡県歯科技工士連盟定期総会
日時 令和4年6月25日(土)14:40
場所 JR静岡駅ビル パルシェ7階第1会議室
議題
議 案
第1号議案 令和3年度活動報告の承認を求める件
第2号議案 令和3年度収支決算の承認を求める件
監査報告
報告事項
2022年度(令和4年度)活動方針・収支予算について
その他
「歯科技工士に関する制度推進議員連盟」所属議員について
第26回参議院議員通常選挙日技連盟推薦比例代表選出議員候補予定者決定の件について
※全議案可決承認されました。
開会に先立ち、書面による議決権の行使を行った会員及び当日出席した会員の合計数が全会員数の4分の3であったことが報告され、今総会が成立することを確認。その後、議長が選出され開会の宣言、次いで議事録署名人が指名された。その後、令和3年度中に逝去された本会会員3名のご冥福を祈り黙祷が捧げられた。次いで会長による挨拶が行われ、議題に入った。
日時 令和4年6月25日(土)14:00
場所 JR静岡駅ビル パルシェ7階第1会議室
議題
報告事項@ 令和3年度事業報告
第1号議案
令和3年度収支決算の承認を求める件
令和3年度財務諸表の承認を求める件
令和3度財産目録の承認を求める件
監査報告
第2号議案
定款一部改正の件
報告事項A 令和4年度事業計画・収支予算・資金調達及び設備投資について
その他 事務所移転について
※全議案可決承認されました。
(参 考)
本会定時総会終了後、静岡県歯科技工士連盟定期総会が以下のとおり開催された。
令和4年度静岡県歯科技工士連盟定期総会
日時 令和4年6月25日(土)14:40
場所 JR静岡駅ビル パルシェ7階第1会議室
議題
議 案
第1号議案 令和3年度活動報告の承認を求める件
第2号議案 令和3年度収支決算の承認を求める件
監査報告
報告事項
2022年度(令和4年度)活動方針・収支予算について
その他
「歯科技工士に関する制度推進議員連盟」所属議員について
第26回参議院議員通常選挙日技連盟推薦比例代表選出議員候補予定者決定の件について
※全議案可決承認されました。
令和3年度 静岡県歯科技工学術大会生涯研修開催
生涯研修自由課程
・令和3年11月7日(日)13:30〜16:30
・講師 畑山賢伸氏
・テーマ 「インプラント上部構造の為に必要な情報と知識」
・令和3年11月7日(日)13:30〜16:30
・講師 畑山賢伸氏
・テーマ 「インプラント上部構造の為に必要な情報と知識」
インプラント上部構造を製作する課程で歯科技工士が関与してくるのは印象後からであることが多い。
今研修では歯科医師がCTや術前模型からステント(3Dプリンター)などを製作し、どのようにフィクスチャーの埋入箇所を決定していくか、インプラント殖立の口腔内条件などのチェアーサイドでどのような手技が行われているのかの普段見る事のない一番根底からの基礎知識を学んだ。
上部構造を製作するにあたり重要視されるジンジバルについてもプロビジョナルにどのようなエマ―ジェンスプロファイルを位置付けていくか、その後診療サイドでどのように形成されていくか。印象時に印象用コーピングを使いジンジバルの形を正確に印象する工夫や、オールオン4などの距離のあるコーピングの位置ズレさせない工夫。決定されたエマージェンスプロファイルをITCを用いて技工に反映させた上部構造の製作方法なども紹介され、今後のインプラントの製作にあたりとても良い基礎知識を得ることができた。
最後に最新AIを使用したインプラントの埋入オペを見せていただき技術の発達に驚き、今後ますます歯科医療はデジタル化していく事を実感した講義だった。
今研修では歯科医師がCTや術前模型からステント(3Dプリンター)などを製作し、どのようにフィクスチャーの埋入箇所を決定していくか、インプラント殖立の口腔内条件などのチェアーサイドでどのような手技が行われているのかの普段見る事のない一番根底からの基礎知識を学んだ。
上部構造を製作するにあたり重要視されるジンジバルについてもプロビジョナルにどのようなエマ―ジェンスプロファイルを位置付けていくか、その後診療サイドでどのように形成されていくか。印象時に印象用コーピングを使いジンジバルの形を正確に印象する工夫や、オールオン4などの距離のあるコーピングの位置ズレさせない工夫。決定されたエマージェンスプロファイルをITCを用いて技工に反映させた上部構造の製作方法なども紹介され、今後のインプラントの製作にあたりとても良い基礎知識を得ることができた。
最後に最新AIを使用したインプラントの埋入オペを見せていただき技術の発達に驚き、今後ますます歯科医療はデジタル化していく事を実感した講義だった。
生涯研修自由課程
・令和3年9月5日(日)13:00〜16:30
・講師 藤原芳生氏
・テーマ 「デジタル技工の到達点」
・令和3年9月5日(日)13:00〜16:30
・講師 藤原芳生氏
・テーマ 「デジタル技工の到達点」
歯科医療のデジタル化が進展している昨今、“Digital dentistry”という言葉とともに本来のデジタルデンティストリ―が本格化し、歯科技工の姿も従来の「ものづくり」だけにとどまらず、情報技術である「ことづくり」の世界へと移行し始めている。
日常的に使用されるようになったCAD/CAM機器は最終補綴装置を作るだけでなく、デジタルデータを分析し、結果を口腔内に反映する道具にもなる。ICTを活用したデジタルデータの転送が普通になった現在、患者・歯科医師・歯科衛生士・歯科技工士が同時にモニターを見ながら「リアルタイム症例検討」も実用化されている。これこそが「もの」としては存在しない「こと」としてのサービスの提供である。
また、複雑なデジタル情報を正確に造形実体化(アナログ化)する3Dプリンターの活用法についても解説され、アナログからデジタルへ、デジタルからアナログへの変換を繰り返しながら「ものづくり」や「ことづくり」は進んでいることを学んだ。
今回の研修では、複雑なデジタルの世界について、その構造や造形材料、最新のソフトウェアの常時獲得等全てを知り尽くすは難しいが、歯科領域に於ける業務分掌を図ることでそれは可能になり、またいずれそうなるであろうことを想像することが出来た。また、そうなった時の歯科技工士は、経験値や知識、情報を診療に役立てるべくアドバイザーとしての能力が必要になることを認識し、共有することが出来た。
日常的に使用されるようになったCAD/CAM機器は最終補綴装置を作るだけでなく、デジタルデータを分析し、結果を口腔内に反映する道具にもなる。ICTを活用したデジタルデータの転送が普通になった現在、患者・歯科医師・歯科衛生士・歯科技工士が同時にモニターを見ながら「リアルタイム症例検討」も実用化されている。これこそが「もの」としては存在しない「こと」としてのサービスの提供である。
また、複雑なデジタル情報を正確に造形実体化(アナログ化)する3Dプリンターの活用法についても解説され、アナログからデジタルへ、デジタルからアナログへの変換を繰り返しながら「ものづくり」や「ことづくり」は進んでいることを学んだ。
今回の研修では、複雑なデジタルの世界について、その構造や造形材料、最新のソフトウェアの常時獲得等全てを知り尽くすは難しいが、歯科領域に於ける業務分掌を図ることでそれは可能になり、またいずれそうなるであろうことを想像することが出来た。また、そうなった時の歯科技工士は、経験値や知識、情報を診療に役立てるべくアドバイザーとしての能力が必要になることを認識し、共有することが出来た。
生涯研修基本課程
・令和3年7月4日(日)13:30〜16:30
・講師 松井哲也氏
・テーマ 「歯科技工士が知っておくべき診療報酬点数の仕組み」
・令和3年7月4日(日)13:30〜16:30
・講師 松井哲也氏
・テーマ 「歯科技工士が知っておくべき診療報酬点数の仕組み」
良質な歯科医療の為に安全で品質の高い歯科補綴物を安定的に供給するには、歯科補綴物等の作製を委託する側の歯科医療機関と受託する側の歯科技工所の双方が、歯科技工に関する保険点数の仕組みについて共通認識の下、適正な歯科技工料金での委託・受託が行われなければならない。
今回の研修では、公的医療保険制度の中での製作技術料の在り方について詳細に解説して頂き、参加者全員が知識を共有することができた。
これを機に、より健全な歯科技工所運営と生活環境の改善が図られるものと認識している。
今回の研修では、公的医療保険制度の中での製作技術料の在り方について詳細に解説して頂き、参加者全員が知識を共有することができた。
これを機に、より健全な歯科技工所運営と生活環境の改善が図られるものと認識している。
第9回定時総会開催
(公社)静岡県歯科技工士会では以下の通り定時総会を開催しました。
新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、昨年に続き今年も「書面による議決権の行使」を呼び掛けての開催となりました。
日時:令和3年6月26日(土)14:00〜
場所:ペガサート7階 B-nest 小会議室1・2
内容:第1号議案
令和2年度収支決算の承認を求める件
令和2年度財務諸表の承認を求める件
令和2年度財産目録の承認を求める件
監査報告
第2号議案
任期満了に伴う役員選任の件
報告事項 令和2年度事業報告
令和3年度事業計画・収支予算・資金調達及び設備投資について
※議案は全て全会一致で可決されました。
定時総会終了後、県歯科技工士連盟定期総会が以下の通り開催されました。
令和3年度静岡県歯科技工士連盟定期総会
日時:令和3年6月26日(土)14:45〜
場所:ペガサート7階 B-nest 小会議室1・2
内容:第1号案 令和2年度活動報告の承認を求める件
第2号案 令和2年度収支決算の承認を求める件
監査報告
第3号案 任期満了に伴う役員退任の件
報告事項・その他
令和3年度活動方針及び収支予算について
“日本歯科技工士連盟”賛助会員入会促進について
「歯科技工士にかんする制度推進議員連盟」所属議員について
※議案は全て全会一致で可決されました。
新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、昨年に続き今年も「書面による議決権の行使」を呼び掛けての開催となりました。
日時:令和3年6月26日(土)14:00〜
場所:ペガサート7階 B-nest 小会議室1・2
内容:第1号議案
令和2年度収支決算の承認を求める件
令和2年度財務諸表の承認を求める件
令和2年度財産目録の承認を求める件
監査報告
第2号議案
任期満了に伴う役員選任の件
報告事項 令和2年度事業報告
令和3年度事業計画・収支予算・資金調達及び設備投資について
※議案は全て全会一致で可決されました。
定時総会終了後、県歯科技工士連盟定期総会が以下の通り開催されました。
令和3年度静岡県歯科技工士連盟定期総会
日時:令和3年6月26日(土)14:45〜
場所:ペガサート7階 B-nest 小会議室1・2
内容:第1号案 令和2年度活動報告の承認を求める件
第2号案 令和2年度収支決算の承認を求める件
監査報告
第3号案 任期満了に伴う役員退任の件
報告事項・その他
令和3年度活動方針及び収支予算について
“日本歯科技工士連盟”賛助会員入会促進について
「歯科技工士にかんする制度推進議員連盟」所属議員について
※議案は全て全会一致で可決されました。
第8回定時総会開催
(公社)静岡県歯科技工士会では以下の通り総会を開催しました。
新型コロナウイルス感染症感染拡大防止の観点から、今回の総会は来場を控え「書面による議決権の行使」を呼び掛けての開催となりました。
日 時:令和2年6月27日(土)14:00〜
場 所:ペガサート7階 B-nest小会議室1
内 容:第1号議案
令和元年度収支決算の承認を求める件
令和元年度財務諸表の承認を求める件
令和元年度財産目録の承認を求める件
監査報告
報告事項 令和元年度事業報告
令和2年度事業計画・収支予算・資金調達及び設備投資について
その他 歯科技工士が使える主な緊急経済対策について 等
※議案は全会一致で可決されました。
定時総会終了後、県歯科技工士連盟定期総会が以下の通り開催されました。
令和2年度静岡県歯科技工士連盟定期総会
日 時:令和2年6月27日(土)15:00〜
場 所:ペガサート7階 B-nest小会議室1
内 容:第1号案 令和元年度活動報告の承認を求める件
第2号案 令和元年度収支決算の承認を求める件
監査報告
第3号案 令和2年度活動方針の承認を求める件
第4号案 令和2年度収支予算の承認を求める件
報告事項・その他
“日本歯科技工士連盟”賛助会員入会促進について
「歯科技工士に関する制度推進議員連盟」所属議員について
※議案は全て全会一致で可決されました。
新型コロナウイルス感染症感染拡大防止の観点から、今回の総会は来場を控え「書面による議決権の行使」を呼び掛けての開催となりました。
日 時:令和2年6月27日(土)14:00〜
場 所:ペガサート7階 B-nest小会議室1
内 容:第1号議案
令和元年度収支決算の承認を求める件
令和元年度財務諸表の承認を求める件
令和元年度財産目録の承認を求める件
監査報告
報告事項 令和元年度事業報告
令和2年度事業計画・収支予算・資金調達及び設備投資について
その他 歯科技工士が使える主な緊急経済対策について 等
※議案は全会一致で可決されました。
定時総会終了後、県歯科技工士連盟定期総会が以下の通り開催されました。
令和2年度静岡県歯科技工士連盟定期総会
日 時:令和2年6月27日(土)15:00〜
場 所:ペガサート7階 B-nest小会議室1
内 容:第1号案 令和元年度活動報告の承認を求める件
第2号案 令和元年度収支決算の承認を求める件
監査報告
第3号案 令和2年度活動方針の承認を求める件
第4号案 令和2年度収支予算の承認を求める件
報告事項・その他
“日本歯科技工士連盟”賛助会員入会促進について
「歯科技工士に関する制度推進議員連盟」所属議員について
※議案は全て全会一致で可決されました。
令和元年度 静岡県歯科技工学術大会生涯研修開催
生涯研修自由課程
・令和2年2月9日(日)10:00〜16:00
・講師 余田圭司氏
・テーマ 歯冠のポジションと機能
超高齢社会を迎え義歯使用者が増加している昨今、
患者は有床義歯に対して「美しく」「装着感に優れ」「よく噛める」ことを期待しているが、現実にはそれらが達成されていないとして不満を抱くケースも見受けられる。
今回の研修では、この問題を解決する一方法として講師自らが行っている手法を臨床例を通して解説して頂き、患者一人ひとりにオーダーメイドする物作りの気概を発信することが出来た。
また、今後学術発表を希望する会員にその場を設けることを念頭に、プレゼンの方法やプレゼンに使用する写真の撮影方法も併せて解説して頂いた。
・講師 余田圭司氏
・テーマ 歯冠のポジションと機能
超高齢社会を迎え義歯使用者が増加している昨今、
患者は有床義歯に対して「美しく」「装着感に優れ」「よく噛める」ことを期待しているが、現実にはそれらが達成されていないとして不満を抱くケースも見受けられる。
今回の研修では、この問題を解決する一方法として講師自らが行っている手法を臨床例を通して解説して頂き、患者一人ひとりにオーダーメイドする物作りの気概を発信することが出来た。
また、今後学術発表を希望する会員にその場を設けることを念頭に、プレゼンの方法やプレゼンに使用する写真の撮影方法も併せて解説して頂いた。
生涯研修自由課程
・令和元年9月29日(日)10:00〜16:00
・講師 佐藤幸司氏
・テーマ「総義歯製作の客観的なガイドライン
〜デジタルデンチャーとの融合〜
総義歯の臨床技工で大切なことは、担当医による正確な印象採得と咬合採得から、人工歯排列を適正なガイドラインにより患者固有の顎堤に沿って効率よく実践することである。
しかし、日常の臨床に於いて、経験と知識に頼る他は絶対的な診断法が確立されていないのが現実である。
今回の研修では上下顎の臨床模型を徹底的に分析し、歯冠修復やインプラント技工にも役立つ補綴的ガイドラインをより客観的に解説して頂いた。このことにより、根拠のある臨床的ガイドラインを理解し、経験値だけでなくより効率的な咬合平面の設定と咬合術式を理解すると共に、健康長寿社会における高齢者歯科医療の充実に資するものと認識している。
・講師 佐藤幸司氏
・テーマ「総義歯製作の客観的なガイドライン
〜デジタルデンチャーとの融合〜
総義歯の臨床技工で大切なことは、担当医による正確な印象採得と咬合採得から、人工歯排列を適正なガイドラインにより患者固有の顎堤に沿って効率よく実践することである。
しかし、日常の臨床に於いて、経験と知識に頼る他は絶対的な診断法が確立されていないのが現実である。
今回の研修では上下顎の臨床模型を徹底的に分析し、歯冠修復やインプラント技工にも役立つ補綴的ガイドラインをより客観的に解説して頂いた。このことにより、根拠のある臨床的ガイドラインを理解し、経験値だけでなくより効率的な咬合平面の設定と咬合術式を理解すると共に、健康長寿社会における高齢者歯科医療の充実に資するものと認識している。
生涯研修自由課程
・令和元年7月7日(日)10:00〜16:00
・講師 古橋 博美氏
・テーマ「良質な歯科医療の確保のために」
良質な歯科医療の為に安全で品質の高い歯科補綴物を安定的に供給するためには、歯科補綴物等の作製を委託する側の歯科医療機関と受託する側の歯科技工所の双方が、歯科技工に関する保険点数の仕組み等共通認識の下、適正な歯科技工料金での委託・受託がおこなわれなければならない。また、歯科技工所の開設者・管理者には、関係法令により届出に関する手続きや、歯科技工所の管理に関する義務が規定されていることから遵守しなければならない事項や自主検査等、歯科技工士にも県民の口腔保健向上のための積極的な取り組みが必要とされている。
今回の研修では、公的医療保険制度の中での製作技術料や材料料の在り方について、また10月に予定されている消費税率改正による診療報酬への影響等詳細に解説して頂き、参加者全員が知識を共有することができた。
これを機に、より健全な歯科技工所運営と生活環境の改善が図られるものと認識している。
また国民・県民の求める高度化・多様化した歯科医療サービスに取り組む国や県の施策に関する講話もあり、歯科技工士がその施策に大きく寄与していることを周知することができた。
・令和元年7月7日(日)10:00〜16:00
・講師 古橋 博美氏
・テーマ「良質な歯科医療の確保のために」
良質な歯科医療の為に安全で品質の高い歯科補綴物を安定的に供給するためには、歯科補綴物等の作製を委託する側の歯科医療機関と受託する側の歯科技工所の双方が、歯科技工に関する保険点数の仕組み等共通認識の下、適正な歯科技工料金での委託・受託がおこなわれなければならない。また、歯科技工所の開設者・管理者には、関係法令により届出に関する手続きや、歯科技工所の管理に関する義務が規定されていることから遵守しなければならない事項や自主検査等、歯科技工士にも県民の口腔保健向上のための積極的な取り組みが必要とされている。
今回の研修では、公的医療保険制度の中での製作技術料や材料料の在り方について、また10月に予定されている消費税率改正による診療報酬への影響等詳細に解説して頂き、参加者全員が知識を共有することができた。
これを機に、より健全な歯科技工所運営と生活環境の改善が図られるものと認識している。
また国民・県民の求める高度化・多様化した歯科医療サービスに取り組む国や県の施策に関する講話もあり、歯科技工士がその施策に大きく寄与していることを周知することができた。
感染症予防歯科技工士講習会開催
生涯研修基本課程
令和元年11月10日(日)13:30〜16:30
演題1 「病原微生物の感染知識」
講師 東京歯科大学名誉教授 奥田 克爾 先生
演題2 「補綴物等製作過程における感染対策例」
講師 日本歯科技工士会認定講師 大西 正和 先生
歯科技工士は、直接患者に接する機会が少ないことから、概して感染症に対する意識が低いとされている。
また、歯科技工士の教育課程で微生物や感染症に関するカリキュラムを充実させることが必要ではあるが、最短2年間という教育年限ではそれもままならない。
歯科症例の約46件に1件がHIV感染症、B型肝炎、C型肝炎のいずれかの感染症例であるというデータが報告されているが、歯科技工士が補綴装置等歯科技工物を完成させるまでの間、作業者はたえず感染のリスクに曝されているといえる。
今回の講習会を通して、病原微生物の基礎的知識や歯科技工現場における感染対策の手順等を学ぶことにより、今後はこれまで以上に安全で質の高い歯科技工の確保に努めることが出来、また県民にも安心・安全な歯科医療を提供する事が出来るものと確信している。
令和元年11月10日(日)13:30〜16:30
演題1 「病原微生物の感染知識」
講師 東京歯科大学名誉教授 奥田 克爾 先生
演題2 「補綴物等製作過程における感染対策例」
講師 日本歯科技工士会認定講師 大西 正和 先生
歯科技工士は、直接患者に接する機会が少ないことから、概して感染症に対する意識が低いとされている。
また、歯科技工士の教育課程で微生物や感染症に関するカリキュラムを充実させることが必要ではあるが、最短2年間という教育年限ではそれもままならない。
歯科症例の約46件に1件がHIV感染症、B型肝炎、C型肝炎のいずれかの感染症例であるというデータが報告されているが、歯科技工士が補綴装置等歯科技工物を完成させるまでの間、作業者はたえず感染のリスクに曝されているといえる。
今回の講習会を通して、病原微生物の基礎的知識や歯科技工現場における感染対策の手順等を学ぶことにより、今後はこれまで以上に安全で質の高い歯科技工の確保に努めることが出来、また県民にも安心・安全な歯科医療を提供する事が出来るものと確信している。
第7回定時総会開催
日時 令和元年6月22日(土)14:00〜
場所 ぺガサート7階B-nest小会議室1
議案 第1号議案
平成30年度収支決算の承認を求める件
平成30年度財務諸表の承認を求める件
平成30年度財産目録の承認を求める件
監査報告
第2号議案
任期満了に伴う役員選任の件
報告事項 平成30年度事業報告
平成31年度(令和1年度)事業計画・収支予算・資金調達及び設備投資について
その他 歯科医療関係者感染症予防講習会開催について
※議案は原案どおり可決されました。
場所 ぺガサート7階B-nest小会議室1
議案 第1号議案
平成30年度収支決算の承認を求める件
平成30年度財務諸表の承認を求める件
平成30年度財産目録の承認を求める件
監査報告
第2号議案
任期満了に伴う役員選任の件
報告事項 平成30年度事業報告
平成31年度(令和1年度)事業計画・収支予算・資金調達及び設備投資について
その他 歯科医療関係者感染症予防講習会開催について
※議案は原案どおり可決されました。
法人設立25周年・公益社団法人移行5周年 記念講演
平成30年11月25日(日)ホテルアソシア静岡にて、本会法人設立25周年及び公益社団法人移行5周年記念大会・記念講演を開催した。「歯科だけができる咬合治療〜嚙み合わせで心身を健康に!」をテーマに日本歯科大学新潟生命歯学部教授の小出馨先生にご講演頂いた。この日の来場者は約150名でほぼ満席。
"歯科だけができる咬合治療”は、歯や口、顎の機能回復と密接に関係するばかりではなく、姿勢維持や身体運動機能、さらには脳機能の活性化、生きることへの意欲の回復まで影響し、人生の満足度の観点からも極めて重大な役割を果たしている。今回の講演では、これらの内容を具体的に示して咬合治療が果たす役割の大きさを歯科医療関係者のみならず一般の方々にも認識して頂き、歯科の果たす役割の大きさを理解して頂いた。
また、近年進歩が著しいデジタルデンティストリーについて、歯科の目指すべき方向性と、歯科医師・歯科技工士の円滑な連携のために不可欠な歯列と咬合の再構築基準を臨床に則して示して頂き、これからの歯科医療の在り方とその役割、遣り甲斐の大きさについて確認することができた。
"歯科だけができる咬合治療”は、歯や口、顎の機能回復と密接に関係するばかりではなく、姿勢維持や身体運動機能、さらには脳機能の活性化、生きることへの意欲の回復まで影響し、人生の満足度の観点からも極めて重大な役割を果たしている。今回の講演では、これらの内容を具体的に示して咬合治療が果たす役割の大きさを歯科医療関係者のみならず一般の方々にも認識して頂き、歯科の果たす役割の大きさを理解して頂いた。
また、近年進歩が著しいデジタルデンティストリーについて、歯科の目指すべき方向性と、歯科医師・歯科技工士の円滑な連携のために不可欠な歯列と咬合の再構築基準を臨床に則して示して頂き、これからの歯科医療の在り方とその役割、遣り甲斐の大きさについて確認することができた。
平成30年度 静岡県歯科技工学術大会生涯研修開催
生涯研修自由課程
・平成30年10月21日(日) 13:00〜16:00
・講師 小野寺保夫氏
・テーマ 3Dプリンターの現状とシステム技工による時短
CAD/CAMや3Dプリンターに代表されるように、近年進歩が著しい歯科用デジタルテクノロジー。歯科技工におけるデジタル化はアナログ的な技工作業との葛藤もあるが、作業環境の改善、作業時間の短縮、補綴物の安定化供給が可能になる等の利点がある。そこにこれまでの経験的に培ってきた技能を注入することで、高品質・高精度な補綴物を患者に提供する事が可能になるものと期待される。
今回の研修では、デジタル技工の中でも最近注目度が上がっている3Dプリンターを活用したデジタルデンチャーについて講演して頂き、日本の歯科技工技術の進歩を目の当たりにすることが出来た。また、患者一人ひとりにオーダーメイドするもの作りの気概も併せて発信することが出来たと認識している。
・講師 小野寺保夫氏
・テーマ 3Dプリンターの現状とシステム技工による時短
CAD/CAMや3Dプリンターに代表されるように、近年進歩が著しい歯科用デジタルテクノロジー。歯科技工におけるデジタル化はアナログ的な技工作業との葛藤もあるが、作業環境の改善、作業時間の短縮、補綴物の安定化供給が可能になる等の利点がある。そこにこれまでの経験的に培ってきた技能を注入することで、高品質・高精度な補綴物を患者に提供する事が可能になるものと期待される。
今回の研修では、デジタル技工の中でも最近注目度が上がっている3Dプリンターを活用したデジタルデンチャーについて講演して頂き、日本の歯科技工技術の進歩を目の当たりにすることが出来た。また、患者一人ひとりにオーダーメイドするもの作りの気概も併せて発信することが出来たと認識している。
生涯研修自由課程
・平成30年6月17日(日) 13:00〜16:00
・講師 中山雅彦氏
・テーマ インプラント技工に必要な基礎知識
歯科医療技術の流行はいつの時代も過渡期と言われるように、最新の技術が次々と普及している。インプラントによる治療もその一つである。
インプラント技工に係わると、様々な用語やインプラント形態、パーツの種類等扱うメーカーも多様なため、自己流では到底扱いきれない。
今回の研修では、永年インプラント技工に携わっている講師を迎え、ご自身の経験を基に様々な症例を紹介して頂き、それぞれに適したパーツの選び方等をご教示頂いた。
インプラント治療に係る基本的な技術や知識、また様々な臨床例を学ぶことで、県民の口腔保健の意識向上に寄与すると共に、高度な歯科技工技術に係わっている歯科技工士の業務内容等を社会に発信することが出来たと認識している。
・講師 中山雅彦氏
・テーマ インプラント技工に必要な基礎知識
歯科医療技術の流行はいつの時代も過渡期と言われるように、最新の技術が次々と普及している。インプラントによる治療もその一つである。
インプラント技工に係わると、様々な用語やインプラント形態、パーツの種類等扱うメーカーも多様なため、自己流では到底扱いきれない。
今回の研修では、永年インプラント技工に携わっている講師を迎え、ご自身の経験を基に様々な症例を紹介して頂き、それぞれに適したパーツの選び方等をご教示頂いた。
インプラント治療に係る基本的な技術や知識、また様々な臨床例を学ぶことで、県民の口腔保健の意識向上に寄与すると共に、高度な歯科技工技術に係わっている歯科技工士の業務内容等を社会に発信することが出来たと認識している。
生涯研修基本課程
・平成30年4月22日(日) 13:00〜16:30
・講師 古橋 博美氏
・テーマ @「平成30年度社会保険歯科診療報酬改定講習/製作技工に要する費用」
A「歯科技工所の構造設備基準/歯科補綴物等の製作管理及び品質管理」
昨今の社会・経済の変化や技術革新への対応に向け、効率的な医療提供体制の整備とともに、新しい需要にも対応できる質の高い医療の実現を目指し平成30年度社会保険診療報酬改定が行われた。
我々歯科技工士に関連する歯冠修復及び欠損補綴に関する改定内容については、生活の質に配慮した歯科医療推進の観点から、有床義歯(局部床義歯・総義歯)、鋳造鉤(双歯鉤・ニ腕鉤)、線鉤、コンビネーション鉤、バー等の点数が増点されている。また、レジンインレーの新設、レジン前装金属ポンティックの整理と製作部位に応じた所定点数加算、フック・スパーの名称変更等、口腔機能の回復に関する技術の評価の見直しも行われている。
良質な歯科医療に役立つ安全で質の高い歯科補綴物等を安定的に供給するためには、製作を委託する側の歯科医療機関と、受託する側の歯科技工所の双方が、歯科補綴物等に関する保険点数の仕組み等について共通認識の下、適正な歯科技工料金での委託・受託が行われなければならない。
この研修では、公的医療保険制度の中での製作技術料と材料料の在り方について詳細に解説して頂き、出席者全員が知識を共有することができた。また、国民・県民の求める安全・安心な歯科医療提供体制に取り組む国の施策に関する講和もあり、歯科技工士がその施策に大きく寄与していることを周知することができた。
・講師 古橋 博美氏
・テーマ @「平成30年度社会保険歯科診療報酬改定講習/製作技工に要する費用」
A「歯科技工所の構造設備基準/歯科補綴物等の製作管理及び品質管理」
昨今の社会・経済の変化や技術革新への対応に向け、効率的な医療提供体制の整備とともに、新しい需要にも対応できる質の高い医療の実現を目指し平成30年度社会保険診療報酬改定が行われた。
我々歯科技工士に関連する歯冠修復及び欠損補綴に関する改定内容については、生活の質に配慮した歯科医療推進の観点から、有床義歯(局部床義歯・総義歯)、鋳造鉤(双歯鉤・ニ腕鉤)、線鉤、コンビネーション鉤、バー等の点数が増点されている。また、レジンインレーの新設、レジン前装金属ポンティックの整理と製作部位に応じた所定点数加算、フック・スパーの名称変更等、口腔機能の回復に関する技術の評価の見直しも行われている。
良質な歯科医療に役立つ安全で質の高い歯科補綴物等を安定的に供給するためには、製作を委託する側の歯科医療機関と、受託する側の歯科技工所の双方が、歯科補綴物等に関する保険点数の仕組み等について共通認識の下、適正な歯科技工料金での委託・受託が行われなければならない。
この研修では、公的医療保険制度の中での製作技術料と材料料の在り方について詳細に解説して頂き、出席者全員が知識を共有することができた。また、国民・県民の求める安全・安心な歯科医療提供体制に取り組む国の施策に関する講和もあり、歯科技工士がその施策に大きく寄与していることを周知することができた。
第6回定時総会開催
日時 平成30年6月23日(土)午後2時〜
場所 ペガサート6階 B-nest演習室4
議案 第1号議案
平成29年度収支決算の承認を求める件
平成29年度財務諸表の承認を求める件
平成29年度財産目録の承認を求める件
監査報告
報告事項
平成29年度事業報告
平成30年度事業計画・収支予算・資金調達及び設備投資について
周年事業「法人設立25周年及び公益社団法人移行5周年記念大会」について
その他
※議案は承認可決されました
場所 ペガサート6階 B-nest演習室4
議案 第1号議案
平成29年度収支決算の承認を求める件
平成29年度財務諸表の承認を求める件
平成29年度財産目録の承認を求める件
監査報告
報告事項
平成29年度事業報告
平成30年度事業計画・収支予算・資金調達及び設備投資について
周年事業「法人設立25周年及び公益社団法人移行5周年記念大会」について
その他
※議案は承認可決されました
平成29年度 静岡県歯科技工学術大会生涯研修開催
生涯研修自由課題
・平成29年11月26日(日)9:00〜12:00
・講師: 森野隆 氏
・テーマ:「スポーツマウスガードの基礎知識と製作ガイド」
東京オリンピック・パラリンピックの開催決定を契機として様々なスポーツへの関心が高まっているが、その反面スポーツ活動中の口腔内や顎、顔面組織へのケガや脳震盪等が多発していると聞く。
このようなスポーツ外傷を予防するために効果的なカスタムメイドのマウスガードを製作し、普及・啓発を図ることが歯科界としても重要となっている。
ところが、その歯科界では「スポーツ歯科=スポーツマウスガードの製作」というような狭義な考えでスポーツ歯科を捉える傾向があり、アスリート側も運動能力やスポーツ外傷の予防を関連付けて考える者はまだ少ない。
この研修会では、スポーツ歯科の正しい知識と役割を広く啓発することで、スポーツ外傷の予防のみならず、高齢者や障害者の転倒防止等にも寄与する口腔機能の重要性を一般の人にもさらに広く浸透させ、健康寿命を延ばすことにも貢献できるものと認識している。
・平成29年11月26日(日)9:00〜12:00
・講師: 森野隆 氏
・テーマ:「スポーツマウスガードの基礎知識と製作ガイド」
東京オリンピック・パラリンピックの開催決定を契機として様々なスポーツへの関心が高まっているが、その反面スポーツ活動中の口腔内や顎、顔面組織へのケガや脳震盪等が多発していると聞く。
このようなスポーツ外傷を予防するために効果的なカスタムメイドのマウスガードを製作し、普及・啓発を図ることが歯科界としても重要となっている。
ところが、その歯科界では「スポーツ歯科=スポーツマウスガードの製作」というような狭義な考えでスポーツ歯科を捉える傾向があり、アスリート側も運動能力やスポーツ外傷の予防を関連付けて考える者はまだ少ない。
この研修会では、スポーツ歯科の正しい知識と役割を広く啓発することで、スポーツ外傷の予防のみならず、高齢者や障害者の転倒防止等にも寄与する口腔機能の重要性を一般の人にもさらに広く浸透させ、健康寿命を延ばすことにも貢献できるものと認識している。
生涯研修自由課程
・平成29年10月22日(日)10:00〜13:00
・講師 高瀬直 氏
・テーマ 「歯牙形態の考察」
我々が製作する“歯”は、セラミックやレジン等材料の違いによって取り扱う道具や技法が異なるが、完成させる形態は同じでなければならない。そのためには、製作する前に完成形態を捉えておく必要があるが、それを習得するためには、永続的な修養として『歯型彫刻』を取り入れるべきである旨ご自身の経験からお話頂いた。
養成学校でかなりの時間を費やす歯型彫刻ではあるが、「彫刻する上での歯冠形態の違い」や、「削る場所による形態の変化」等具体的に解説頂き、歯冠形態の基本を再認識することが出来た。
また、今回は美術を専攻されていた経験を持つ講師という事で、美術的観点からも歯型彫刻の意義と重要性について解説して頂くことが出来、歯科技工士の業務について分かりやすく社会に発信することが出来た。
・平成29年10月22日(日)10:00〜13:00
・講師 高瀬直 氏
・テーマ 「歯牙形態の考察」
我々が製作する“歯”は、セラミックやレジン等材料の違いによって取り扱う道具や技法が異なるが、完成させる形態は同じでなければならない。そのためには、製作する前に完成形態を捉えておく必要があるが、それを習得するためには、永続的な修養として『歯型彫刻』を取り入れるべきである旨ご自身の経験からお話頂いた。
養成学校でかなりの時間を費やす歯型彫刻ではあるが、「彫刻する上での歯冠形態の違い」や、「削る場所による形態の変化」等具体的に解説頂き、歯冠形態の基本を再認識することが出来た。
また、今回は美術を専攻されていた経験を持つ講師という事で、美術的観点からも歯型彫刻の意義と重要性について解説して頂くことが出来、歯科技工士の業務について分かりやすく社会に発信することが出来た。
生涯研修自由課程
・平成29年7月30日(日) 10:00〜16:00
・講師:佐藤幸司氏
・テーマ:「義歯の咬合を考える」
超高齢社会を迎え高齢者歯科医療の充実が求められる中、義歯の質的需要も高度化してきている。
今回の研修では、歯が喪失し無歯顎者となっても快適な生活が送れるよう、衛生的で安定した総義歯製作方法として、「よく噛める」「痛くない」「外れない」「美しい」を実現し、予知性と長期予後を考慮した高品質な義歯製作システムのガイドラインについて詳細に解説して頂き、受講者全員が知識を共有することが出来た。
これを機に、県民の生活の質の向上への貢献意欲増進に繋がるものと期待している。
・平成29年7月30日(日) 10:00〜16:00
・講師:佐藤幸司氏
・テーマ:「義歯の咬合を考える」
超高齢社会を迎え高齢者歯科医療の充実が求められる中、義歯の質的需要も高度化してきている。
今回の研修では、歯が喪失し無歯顎者となっても快適な生活が送れるよう、衛生的で安定した総義歯製作方法として、「よく噛める」「痛くない」「外れない」「美しい」を実現し、予知性と長期予後を考慮した高品質な義歯製作システムのガイドラインについて詳細に解説して頂き、受講者全員が知識を共有することが出来た。
これを機に、県民の生活の質の向上への貢献意欲増進に繋がるものと期待している。
生涯研修基本課程
・平成29年4月16日(日)10:00〜13:00
・講師:古橋 博美氏
・テーマ:「良質な歯科医療の確保のために」
良質な歯科医療の為に安全で品質の高い歯科補綴物を安定的に供給するには、歯科補綴物等の作製を委託する側の歯科医療機関と受託する側の歯科技工所の双方が、歯科技工に関する保険点数の仕組みについて共通認識の下、適正な歯科技工料金での委託・受託が行われなければならない。
今回の研修では、公的医療保険制度の中での製作技術料の在り方について詳細に解説して頂き、参加者全員が知識を共有することができた。これを機に、より健全な歯科技工所運営と生活環境の改善が図られるものと認識している。
また、国民・県民の求める高度化・他様化した歯科医療サービスに取り組む国や県の施策に関する講話もあり、歯科技工士がその施策に大きく寄与していることを周知することができた。
・平成29年4月16日(日)10:00〜13:00
・講師:古橋 博美氏
・テーマ:「良質な歯科医療の確保のために」
良質な歯科医療の為に安全で品質の高い歯科補綴物を安定的に供給するには、歯科補綴物等の作製を委託する側の歯科医療機関と受託する側の歯科技工所の双方が、歯科技工に関する保険点数の仕組みについて共通認識の下、適正な歯科技工料金での委託・受託が行われなければならない。
今回の研修では、公的医療保険制度の中での製作技術料の在り方について詳細に解説して頂き、参加者全員が知識を共有することができた。これを機に、より健全な歯科技工所運営と生活環境の改善が図られるものと認識している。
また、国民・県民の求める高度化・他様化した歯科医療サービスに取り組む国や県の施策に関する講話もあり、歯科技工士がその施策に大きく寄与していることを周知することができた。
厚生労働省委託事業「情報提供推進事業研修会開催」
厚生労働省委託「平成29年度歯科補綴物製作過程等の情報提供推進事業研修会」
・平成29年10月29日(日) 13:00〜16:00
・講師 @田口 円裕 氏 厚生労働省医政局歯科保健課長
A古橋 博美 氏 公益社団法人日本歯科技工士会 相談役
・テーマ @「歯科補綴物等の製作過程等に関する情報提供の必要性」
A「歯科技工士に関する法令について」
現在の歯科医療において、歯科補綴物等を製作する歯科技工士は歯科専門職として欠かせない存在であるが、患者の口腔内に装着される歯科補綴物等の大部分を歯科技工士が製作していることの社会的認知度は決して高くない。また、歯科医療機関の委託により外部の歯科技工所が歯科補綴物等を製作した場合、患者はどこの歯科技工所で、誰が製作したか等の情報を把握することができないため、県民に安心安全な歯科補綴物等の普及推進に欠かせないトレーサビリティーを確保する観点からも情報提供を行う必要性がある。
また、良質な歯科補綴物等を製作する上では、根拠法である歯科技工士法等の関係法令を遵守した上で歯科補綴物等が製作されるのは当然のことであるが、歯科技工所開設の無届け出や歯科技工士法に定められた事項以外の広告等歯科技工士に関する法令に違反する事例が見受けられる。
これらの課題を解決し、患者により良い歯科補綴物等を提供するためには、歯科医療関係者が共通認識を持って県民に安心安全な歯科補綴物等の普及推進を図ることが必要であることから、歯科補綴物等の製作過程等に関する情報(委託先、製作者、製作過程等)提供の必要性及び良質な歯科補綴物等を製作するために熟知すべき関係法令等について歯科医療関係者を対象とした研修会を開催した。
本研修会では、歯科医療関係者が患者に歯科補綴物等の製作過程等に関する情報を知らせることの必要性や重要性を理解し、歯科技工士に関する法令についても委託先、受託先の双方がより詳細に理解することで県民にとって安心安全な歯科補綴物等の普及推進を図ることが期待できるものと認識している。
・平成29年10月29日(日) 13:00〜16:00
・講師 @田口 円裕 氏 厚生労働省医政局歯科保健課長
A古橋 博美 氏 公益社団法人日本歯科技工士会 相談役
・テーマ @「歯科補綴物等の製作過程等に関する情報提供の必要性」
A「歯科技工士に関する法令について」
現在の歯科医療において、歯科補綴物等を製作する歯科技工士は歯科専門職として欠かせない存在であるが、患者の口腔内に装着される歯科補綴物等の大部分を歯科技工士が製作していることの社会的認知度は決して高くない。また、歯科医療機関の委託により外部の歯科技工所が歯科補綴物等を製作した場合、患者はどこの歯科技工所で、誰が製作したか等の情報を把握することができないため、県民に安心安全な歯科補綴物等の普及推進に欠かせないトレーサビリティーを確保する観点からも情報提供を行う必要性がある。
また、良質な歯科補綴物等を製作する上では、根拠法である歯科技工士法等の関係法令を遵守した上で歯科補綴物等が製作されるのは当然のことであるが、歯科技工所開設の無届け出や歯科技工士法に定められた事項以外の広告等歯科技工士に関する法令に違反する事例が見受けられる。
これらの課題を解決し、患者により良い歯科補綴物等を提供するためには、歯科医療関係者が共通認識を持って県民に安心安全な歯科補綴物等の普及推進を図ることが必要であることから、歯科補綴物等の製作過程等に関する情報(委託先、製作者、製作過程等)提供の必要性及び良質な歯科補綴物等を製作するために熟知すべき関係法令等について歯科医療関係者を対象とした研修会を開催した。
本研修会では、歯科医療関係者が患者に歯科補綴物等の製作過程等に関する情報を知らせることの必要性や重要性を理解し、歯科技工士に関する法令についても委託先、受託先の双方がより詳細に理解することで県民にとって安心安全な歯科補綴物等の普及推進を図ることが期待できるものと認識している。
第5回定時総会開催
日時 平成29年6月24日(土)午後2時
場所 ペガサート6階B-nest演習室4
議案 第1号議案
平成28年度事業報告の承認を求める件
第2号議案
平成28年度収支決算の承認を求める件
平成28年度財務諸表の承認を求める件
平成28年度財産目録の承認を求める件
監査報告
第3号議案
任期満了に伴う役員選任の件
報告事項
平成29年度事業計画・収支予算・資金調達及び設備投資について・その他
※全議案承認可決されました
場所 ペガサート6階B-nest演習室4
議案 第1号議案
平成28年度事業報告の承認を求める件
第2号議案
平成28年度収支決算の承認を求める件
平成28年度財務諸表の承認を求める件
平成28年度財産目録の承認を求める件
監査報告
第3号議案
任期満了に伴う役員選任の件
報告事項
平成29年度事業計画・収支予算・資金調達及び設備投資について・その他
※全議案承認可決されました
平成28年度 静岡県歯科技工学術大会生涯研修開催
生涯研修自由課程
・平成29年3月5日(日)13:00〜16:00
・講師:鍛治田忠彦氏
・テーマ:歯科技工におけるデジタルとアナログの融合
今、歯科技工士を取り巻く環境は否応無しに大きな変化を迎えている。歯科医療界ではデジタル化が急速に進み、歯科技工界においてもCAD/CAMテクノロジーが極めて重要な位置付けにある。歯科技工のデジタル化は、アナログ的な技工作業との葛藤もあるが、作業環境の改善、作業時間の短縮、補綴物の安定的供給が可能になる等の利点がある。そこに、これまで経験的に培ってきた技能を注入する事で、高品質・高精度の補綴物を患者に提供する事が可能になるものと期待されている。
今回の研修では、そのデジタルテクノロジーと永年継承されてきたアナログ的な技術の融合について、国内最大規模の設備を持つ昭和大学デジタルラボラトリー責任者を講師に講演頂いたことにより、日本の歯科技工技術の進化を目の当たりにすることができた。
また、患者一人ひとりにオーダーメイドする物作りの気概も合わせて発信することができたと認識している。
・平成29年3月5日(日)13:00〜16:00
・講師:鍛治田忠彦氏
・テーマ:歯科技工におけるデジタルとアナログの融合
今、歯科技工士を取り巻く環境は否応無しに大きな変化を迎えている。歯科医療界ではデジタル化が急速に進み、歯科技工界においてもCAD/CAMテクノロジーが極めて重要な位置付けにある。歯科技工のデジタル化は、アナログ的な技工作業との葛藤もあるが、作業環境の改善、作業時間の短縮、補綴物の安定的供給が可能になる等の利点がある。そこに、これまで経験的に培ってきた技能を注入する事で、高品質・高精度の補綴物を患者に提供する事が可能になるものと期待されている。
今回の研修では、そのデジタルテクノロジーと永年継承されてきたアナログ的な技術の融合について、国内最大規模の設備を持つ昭和大学デジタルラボラトリー責任者を講師に講演頂いたことにより、日本の歯科技工技術の進化を目の当たりにすることができた。
また、患者一人ひとりにオーダーメイドする物作りの気概も合わせて発信することができたと認識している。
生涯研修自由課程
・平成28年11月6日(日)10:00〜12:00
・講師:藤野 智之氏
・テーマ:補綴治療の目的から考えたパーシャルデンチャーの役割と術式
我々歯科技工士は、咬合器上に装着された作業用模型と向き合い、石膏模型上でいかに適合精度の高い補綴装置を製作するかという事に注力しがちであるが、それだけでは歯周環境や顎骨・軟組織の状態、残存歯質の状態等については理解できない。
だからこそ、ラボサイドとチェアサイドとのコミュニケーションを積極的に図り、口腔内の状態を知ることが重要である。
このことを理解した上で補綴装置を製作することにより、その補綴装置は顎口腔内に調和し、永続性を備え、機能回復に貢献することができるということを実例をもとに解説された。
この研修会では、補綴装置をいかに機能させるかが臨床上重要であるということを再認識することができ、改めて、出席者の口腔保健への貢献意欲につながったものと思う。
・講師:藤野 智之氏
・テーマ:補綴治療の目的から考えたパーシャルデンチャーの役割と術式
我々歯科技工士は、咬合器上に装着された作業用模型と向き合い、石膏模型上でいかに適合精度の高い補綴装置を製作するかという事に注力しがちであるが、それだけでは歯周環境や顎骨・軟組織の状態、残存歯質の状態等については理解できない。
だからこそ、ラボサイドとチェアサイドとのコミュニケーションを積極的に図り、口腔内の状態を知ることが重要である。
このことを理解した上で補綴装置を製作することにより、その補綴装置は顎口腔内に調和し、永続性を備え、機能回復に貢献することができるということを実例をもとに解説された。
この研修会では、補綴装置をいかに機能させるかが臨床上重要であるということを再認識することができ、改めて、出席者の口腔保健への貢献意欲につながったものと思う。
生涯研修自由課程
・平成28年9月11日(日)10:00〜16:00
・講師:内藤孝雄氏
・テーマ:補綴装置製作の考えと歯の形態付与
・平成28年9月11日(日)10:00〜16:00
・講師:内藤孝雄氏
・テーマ:補綴装置製作の考えと歯の形態付与
我々が製作する“歯”は、セラミックやレジン等材料の違いによって取り扱う道具や技法が異なるが、完成させる形態は同じでなければならない。そのためには、製作する前に完成形態を捉えておく必要があるが、それを習得する最善の方法は天然歯を模倣する「歯型彫刻」である旨ご教示頂いた。 養成学校でかなりの時間を費やす歯型彫刻ではあるが、「彫刻する上での歯冠形態の違い」や、「削る場所による形態の変化」等具体的に解説頂き、歯冠形態の基本を再認識することが出来た。
また、日常の臨床に於いて欠かせない咬合器の使用法についても丁寧に解説頂き、歯列や顔貌に調和した補綴物の製作方法を実際の臨床例を通して紹介して頂いた。
また、日常の臨床に於いて欠かせない咬合器の使用法についても丁寧に解説頂き、歯列や顔貌に調和した補綴物の製作方法を実際の臨床例を通して紹介して頂いた。
生涯研修基本課程
・平成28年4月24日(日)13:00〜17:00
・講師:古橋 博美氏
・テーマ:「平成28年度保険点数の改定について」
「歯科診療報酬の適正な転嫁について」
良質な歯科医療の為に安全で品質の高い歯科補綴物を安定的に供給するには、歯科補綴物等の作製を委託する側の歯科医療機関と受託する側の歯科技工所の双方が、歯科技工に関する保険点数の仕組み等共通の認識の下、適正な歯科技工料金での委託・受託が行われなければならない。
今回の研修では、公的医療保険制度の中での製作技術料の在り方について詳細に解説して頂き、参加者全員が知識を共有することができた。これを機に、より健全な歯科技工所運営と生活環境の改善が図られるものと認識している。
・講師:古橋 博美氏
・テーマ:「平成28年度保険点数の改定について」
「歯科診療報酬の適正な転嫁について」
良質な歯科医療の為に安全で品質の高い歯科補綴物を安定的に供給するには、歯科補綴物等の作製を委託する側の歯科医療機関と受託する側の歯科技工所の双方が、歯科技工に関する保険点数の仕組み等共通の認識の下、適正な歯科技工料金での委託・受託が行われなければならない。
今回の研修では、公的医療保険制度の中での製作技術料の在り方について詳細に解説して頂き、参加者全員が知識を共有することができた。これを機に、より健全な歯科技工所運営と生活環境の改善が図られるものと認識している。
第4回定時総会開催
日時平成28年6月25日(土)午後2時
場所 ペガサート6階B-nest演習室4
議案 第1号議案
平成27年度事業報告の承認を求める件
第2号議案
平成27年度収支決算の承認を求める件
平成27年度財務諸表の承認を求める件
平成27年度財産目録の承認を求める件
監査報告
第3号議案
「特定個人情報等の適正な取り扱いに関する基本方針」及び「特定個人情報取扱規程」制定の承認を求める件
報告事項・その他
※全議案承認可決されました
場所 ペガサート6階B-nest演習室4
議案 第1号議案
平成27年度事業報告の承認を求める件
第2号議案
平成27年度収支決算の承認を求める件
平成27年度財務諸表の承認を求める件
平成27年度財産目録の承認を求める件
監査報告
第3号議案
「特定個人情報等の適正な取り扱いに関する基本方針」及び「特定個人情報取扱規程」制定の承認を求める件
報告事項・その他
※全議案承認可決されました
平成27年度 歯科技工学術大会生涯研修開催
生涯研修自由課程
・平成28年3月6日(日)10:00〜12:00
・講師:長谷川玲子氏
・テーマ:人間関係を円滑にするマナーとコミュニケーション
日常の業務において、患者ごとの症状と主訴を認識し、機能性と審美性を考慮しつつ、将来の口腔環境まで合わせて考えられた歯科補てつ物等を作製するためには、歯科医師や患者との細やかなコミュニケーションが必要となる。今回社会人としての礼節や営業に関するマナーを学んだことで、より円滑な人間関係を築く能力が向上し、信頼される歯科技工士の育成に役立った。このことにより、県民が安心して歯科治療を受けることができ口腔保健の増進につながるものと認識している。
・講師:長谷川玲子氏
・テーマ:人間関係を円滑にするマナーとコミュニケーション
日常の業務において、患者ごとの症状と主訴を認識し、機能性と審美性を考慮しつつ、将来の口腔環境まで合わせて考えられた歯科補てつ物等を作製するためには、歯科医師や患者との細やかなコミュニケーションが必要となる。今回社会人としての礼節や営業に関するマナーを学んだことで、より円滑な人間関係を築く能力が向上し、信頼される歯科技工士の育成に役立った。このことにより、県民が安心して歯科治療を受けることができ口腔保健の増進につながるものと認識している。
日技指定研修
生涯研修自由課程
・平成27年11月1日(日)10:00〜13:00
・講 師:@小出 勝義先生
A森野 隆 氏
・テーマ:「顎口腔機能学をわかりやすく」
かつて顎関節や咬合は未知の領域が多いとされ、よく理解されないまま臨床に関わっていた感があった。しかし、顎機能について多くのことが解明されてきた現在、これをなおざりにして修復・補綴・矯正等の咬合に関わる歯科治療を行うのは極めて危険であることが明らかとなった。
その顎機能の領域は歯科治療の根幹をなすものであり、既に平成4年には歯科技工士学校養成所指定規則の改定に伴い歯科技工士教育の教授要綱に『顎口腔機能学』が新設されている。
今回の研修では、実際に咬合器上で下顎運動を再現し、顎機能と調和した咬合を的確に構成する操作方法を具体的に解説して頂き、歯科治療が患者固有の顎口腔機能と調和していないと治療目的を十分に達成できないばかりか、その治療によって顎関節症等の顎口腔機能障害を惹起させる恐れがあることを認識することができた。
また、顎口腔機能を十分理解することで、今後は安全で効率のよい補綴治療により多くの患者さんに喜んで頂けるものと思う。
生涯研修自由課程
・平成27年11月1日(日)10:00〜13:00
・講 師:@小出 勝義先生
A森野 隆 氏
・テーマ:「顎口腔機能学をわかりやすく」
かつて顎関節や咬合は未知の領域が多いとされ、よく理解されないまま臨床に関わっていた感があった。しかし、顎機能について多くのことが解明されてきた現在、これをなおざりにして修復・補綴・矯正等の咬合に関わる歯科治療を行うのは極めて危険であることが明らかとなった。
その顎機能の領域は歯科治療の根幹をなすものであり、既に平成4年には歯科技工士学校養成所指定規則の改定に伴い歯科技工士教育の教授要綱に『顎口腔機能学』が新設されている。
今回の研修では、実際に咬合器上で下顎運動を再現し、顎機能と調和した咬合を的確に構成する操作方法を具体的に解説して頂き、歯科治療が患者固有の顎口腔機能と調和していないと治療目的を十分に達成できないばかりか、その治療によって顎関節症等の顎口腔機能障害を惹起させる恐れがあることを認識することができた。
また、顎口腔機能を十分理解することで、今後は安全で効率のよい補綴治療により多くの患者さんに喜んで頂けるものと思う。
生涯研修自由課程
・平成27年10月11日(日)10:00〜12:00
・講 師:日本赤十字社静岡県支部より指導員派遣
・テーマ:心肺蘇生法とAEDの使用講習
心肺蘇生を図る自動体外式除細動器(AED)は、2004年の法改正により倒れた人のそばにいる市民が使える医療機器として学校や商業施設、駅など急速に普及したが、実際に倒れている人への対応を知らない人が多い。また、適切に管理・使用されなければ肝心な時に役立たない。
今回の講習では、このAEDの普及を受け、心肺蘇生法やAED等の救命措置に関する基礎的知識を学び意識を共有することで、医療関係従事者として地域に貢献できる人材の育成を図った。また、心停止はいつ・どこで・誰にでも起こり得ることから、今後は「明日は我が身かもしれない」という意識をもって自身の健康管理にも取り組んでもらえるものと思う。
・平成27年10月11日(日)10:00〜12:00
・講 師:日本赤十字社静岡県支部より指導員派遣
・テーマ:心肺蘇生法とAEDの使用講習
心肺蘇生を図る自動体外式除細動器(AED)は、2004年の法改正により倒れた人のそばにいる市民が使える医療機器として学校や商業施設、駅など急速に普及したが、実際に倒れている人への対応を知らない人が多い。また、適切に管理・使用されなければ肝心な時に役立たない。
今回の講習では、このAEDの普及を受け、心肺蘇生法やAED等の救命措置に関する基礎的知識を学び意識を共有することで、医療関係従事者として地域に貢献できる人材の育成を図った。また、心停止はいつ・どこで・誰にでも起こり得ることから、今後は「明日は我が身かもしれない」という意識をもって自身の健康管理にも取り組んでもらえるものと思う。
生涯研修自由課程
・平成27年5月10日(日)10:00〜16:00
・講師:中込 敏夫氏
・テーマ:「コバルト・コーヌスの世界」
「義歯に血の通うまで」
Co-Cr合金を用いたコーヌス・クローネの作製方法、とりわけ内外冠の維持力の理論やミリングの方法等、貴重な画像とともに丁寧にご教示頂いた。
また、数歯欠損時の部分床義歯から無歯顎となった時の総義歯までを見据えた義歯の設計や作製方法を学ぶことで、歯科技工士の業務内容や口腔保健の重要性等に関する情報を社会に発信することができた。
・講師:中込 敏夫氏
・テーマ:「コバルト・コーヌスの世界」
「義歯に血の通うまで」
Co-Cr合金を用いたコーヌス・クローネの作製方法、とりわけ内外冠の維持力の理論やミリングの方法等、貴重な画像とともに丁寧にご教示頂いた。
また、数歯欠損時の部分床義歯から無歯顎となった時の総義歯までを見据えた義歯の設計や作製方法を学ぶことで、歯科技工士の業務内容や口腔保健の重要性等に関する情報を社会に発信することができた。
平成27年度県民公開講座開催
平成28年1月31日(日)ホテルアソシア静岡にて、本会主催・静岡新聞社静岡放送後援「平成27年度県民公開講座」を開催した。この日の来場者は約150名でほぼ満席。
開会に先立ち本会会長による挨拶では、歯科技工士という職業について、また歯科医療の重要性について触れ、口腔保健の大切さを訴えた。
その後、中部大学教授武田邦彦先生が「人生の楽しみ方〜エネルギーと環境、男女の関係〜」をテーマに講演された。
武田先生は冒頭でご自身の研究分野である環境問題や健康談義についてお話しされた後、正しい認識がし辛い世の中になっている昨今、さらに、若い人に負担が大きくなる社会となっている現状での生きがいとは何かと問題を提起。
また、今は男女ともに役割の垣根がなくなっているが、もともと男女では得意不得意があり同じことをするということが良いとは限らない。男女それぞれに適した仕事をし次世代のために行動していくことが本当の男女共同ではないかと締めくくった。
武田先生の基本姿勢は「人生楽しく」とのこと。今回の講演も正に楽しく終始笑いの絶えない講座だった。
開会に先立ち本会会長による挨拶では、歯科技工士という職業について、また歯科医療の重要性について触れ、口腔保健の大切さを訴えた。
その後、中部大学教授武田邦彦先生が「人生の楽しみ方〜エネルギーと環境、男女の関係〜」をテーマに講演された。
武田先生は冒頭でご自身の研究分野である環境問題や健康談義についてお話しされた後、正しい認識がし辛い世の中になっている昨今、さらに、若い人に負担が大きくなる社会となっている現状での生きがいとは何かと問題を提起。
また、今は男女ともに役割の垣根がなくなっているが、もともと男女では得意不得意があり同じことをするということが良いとは限らない。男女それぞれに適した仕事をし次世代のために行動していくことが本当の男女共同ではないかと締めくくった。
武田先生の基本姿勢は「人生楽しく」とのこと。今回の講演も正に楽しく終始笑いの絶えない講座だった。
第3回定時総会開催
日時 平成27年6月27日(土)午後2時
場所 ペガサート6階B-nest演習室4
議案 第1号議案
平成26年度事業報告の承認を求める件
第2号議案
平成26年度収支決算の承認を求める件
平成26年度財務諸表の承認を求める件
平成26年度財産目録の承認を求める件
監査報告
第3号議案
任期満了に伴う役員選任の件
報告事項・その他
※全議案承認可決されました
場所 ペガサート6階B-nest演習室4
議案 第1号議案
平成26年度事業報告の承認を求める件
第2号議案
平成26年度収支決算の承認を求める件
平成26年度財務諸表の承認を求める件
平成26年度財産目録の承認を求める件
監査報告
第3号議案
任期満了に伴う役員選任の件
報告事項・その他
※全議案承認可決されました
平成27年第1回選挙管理委員会
日時 | 平成27年3月28日 |
場所 | 静岡県技事務所 |
議題 | (1)選挙管理委員正副委員長選任の件 (2)役員選挙告示の件 (3)その他 選挙管理委員長 望月 喜久弥 氏(清水支部) 選挙管理副委員長 瀧井 正之 氏(志太榛原支部) 選挙管理委員 金子 祐輔 氏(磐周支部) 選挙管理委員 山本 和真 氏(三島駿東支部) 選挙管理委員 小林 正和 氏(富士宮支部) |
第39回通常総会が開催されました!
日時 | 平成25年3月23日(土) |
場所 | パルシェ(静岡駅ビル)7階 D会議室 |
議事 | 【第1号議案】 平成25年度事業計画の承認を求める件 【第2号議案】 平成25年度収支予算の承認を求める件 財務委員会報告 【第3号議案】 選挙規定一部改正の件 【第4号議案】 「社団法人設立20周年記念式典及び公益社団法人設立記念祝賀会」開催の件 |
備考 | 第39回通常総会に上程された各議案は、公益社団法人として運営するために必要な事業計画・収支予算並びに諸規程の一部改正とのことで、全議案承認可決されました。その後(公社)日本歯科技工士会会長 古橋博美氏より日技の時局報告をして頂きました。 なお社団法人として最後の総会になりました! |
第4回静岡県歯科技工学術大会が開催されました!
日時 | 平成25年3月10日(日) |
場所 | グランシップ 映像ホール |
詳細 | 【演題】 「過去・現在の技工と将来の技工〜情報と戦略と戦術〜」 【講師】 木村 健二先生(日本歯科技工士会認定講師) |
第3回静岡県歯科技工学術大会が開催されました!
開会式で静岡県技片瀬会長ご挨拶
開会式で日技古橋会長ご挨拶
ご講演中の遊亀裕一先生
ご講演中の遊亀裕一先生
日時 | 平成24年10月21日(日) |
場所 | グランシップ 映像ホール |
詳細 | 【演題】 咬合調整の少ないクラウン 【講師】 遊亀 裕一氏(山手デンタルアート) |
第2回静岡県歯科技工学術大会が開催されました!
日時 | 平成24年9月2日(日) |
場所 | グランシップ 映像ホール |
詳細 | 【演題】 「総義歯の設計〜患者さんの健康美と機能美を求めた総義歯作り〜」 【講師】 戸田 篤氏(日本歯科技工士会 認定講師) 基礎的で実践的なデンチャーの臨床について、わかりやすく説明して頂き、充実した講演でした。 |
第1回静岡県歯科技工学術大会が開催されました!
講演@森野 隆氏(静岡県歯科技工士会 副会長)
講演A古橋 博美氏(日本歯科技工士会 会長)
日時 | 平成24年7月1日(日) |
場所 | グランシップ 910会議室 |
詳細 | 【演題@】 「知っておきたい顎高機能」 【講師】 森野 隆氏(静岡県歯科技工士会 副会長) 【演題A】 (教養課程)「歯科技工(士)の現状と将来〜良質な歯科医療の確保のために〜」 (専門課程)「歯科技工所の構造設備基準と歯科補てつ物作成における品質管理について」 【講師】 古橋 博美氏(日本歯科技工士会 会長) 午前の部は「知っておきたい顎口腔機能」と題して森野 隆氏(静岡県歯科技工士会 副会長)が歯科技工士として知っておかなければならない、顎口腔機能をスライドで解りやすく説明してくださいました。 午後の部は(教養課程)「歯科技工(士)の現状と将来〜良質な歯科医療の確保のために〜」 (専門課程)「歯科技工所の構造設備基準と歯科補てつ物作成における品質管理について」と題して古橋 博美氏(日本歯科技工士会 会長)が厚生労働省が発出した諸々の通知、診療報酬の改定内容等、日技の現状と将来の展望など多くの情報を解りやすく説明していただき充実した講演でした。 |
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